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【生理前のつらい症状を緩和してくれる効果のあるアロマ10選】月経前症候群(PMS)

〜女はつらいよPart2〜

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こんにちは。きなこです☺︎

女性はホルモンバランスの変化が原因で、心も身体も不調になる時がありますよね。

特に生理前などは、自分でコントロールできないイライラや気分の落ち込み、暴飲暴食や倦怠感、身体にはむくみや胸の張り、頭痛や腹痛などのとてもつらい症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか?

最近ではやっと「月経前症候群PMS)」という症状も認知され始め、男性にも理解されやすくなりましたが、働いている女性が多い現代、それでも無理している女性が多いのではないかと思います。

日本人は人に迷惑をかけないようにという意識が強く、それに加えて我慢強いですからね。

そこで今日は「生理前のつらい症状を緩和してくれる効果のあるアロマオイル(精油)とその取り入れ方法」について書かせていただきたいと思います。

日本産婦人科学会のサイトでも、薬に頼らない治療法として

自分が心地良いと思えるようなセルフケアを探してみることをお勧めします。

と書かれていますので、そのセルフケアのひとつに「アロマテラピー」を取り入れてみませんか?

生理前のつらい症状に悩まされている方がいらっしゃったら最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

アロマテラピーってそんなに良いの?と思う方がいらっしゃったら、こちらの記事も読んでいただけたら嬉しいです。

香りと心身の健康について理解していただけるかなと思います。

bekindtoyourself.hatenablog.com

月経前症候群PMS)の原因

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生理前の不快な症状を緩和してくれる効果のあるアロマオイルについて書かせていただく前に、なぜそのような症状が現れてくるのかを簡単に説明させていただきます。

月経前症候群PMS)の原因は「女性ホルモンのバランスが崩れることによって起こる」と考えられていますが、実は原因はそれだけではなく、その他の様々な要因(ストレスや生活習慣など)が合わさって起こると言われています。

なので症状の種類や重さには個人差があり、原因がひとつに絞れないため個々によって治療方法も様々です。

薬に頼る場合、頭痛がひどい時は頭痛薬、むくみがひどい時などは利尿剤など、その時々の症状によって、それに応じた薬の力を借りることになります。

その他、生活習慣を見直したり、ストレスをあまりかけないように意識するのも大切ですが、そうは言ってもなかなか難しいのではないでしょうか。

あまりにひどい場合は我慢をせずに産婦人科を受診し、医師のアドバイスを仰いでくださいね。

2 生理前の不快な症状を緩和してくれる効果のあるアロマ10選

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先述させていただいたように月経前症候群PMS)の原因は「女性のホルモンバランスの変化」と「その他の個々の様々な要因」という説明をさせていただきました。

女性のホルモンバランスの変化」というのはどの方も共通です。

また、血流やリンパ液の流れを良くすることも、冷えやむくみ、体の怠さなどの様々な体の不調に効果的ですので、今日は「リンパ液や血液の流れを促進する作用のあるもの、ホルモンバランスを整える作用のあるアロマオイル(精油)」をご紹介させていただきたいと思います。

フローラル系

ゼラニウム

ホルモン調整の他に利尿作用がありますので老廃物を体外に排出させてくれます。

バラのような優しさとミントのようなスッキリさをあわせもつ香りです。

・ローズ・アブソリュート

ホルモンバランスを整える作用があります。

バラ本来の香りに近い、華やかで濃厚な香りです。

柑橘系

・グレープフルーツ

血液やリンパ液の流れを促進する作用があります。

ほのかな苦味と甘さを含む爽やかな香りです。

・マンダリン

血液やリンパ液の流れを促進する作用があります。

柑橘系の爽やかさよりも甘さが強い香りです。

ハーブ系

・クラリセージ

ホルモン調節作用があり、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする成分を含んでいます。

甘くフルーティーな香りの中にも少し苦味を感じるような個性的な香りです。

・セージ

女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする成分を含んでいます。

苦味を含んだ、シャープで爽やかな香りです。

※成分が強いので、使用の際はごく少量にとどめてください。

フェンネル

ホルモン調整の他に利尿作用もあり老廃物を体外に排出させてくれます。

フローラルな甘さの中にスパイシーさも感じられる香りです。

樹木系

・サイプレス

血液やリンパ液の流れを促進する作用とホルモン調整作用があります。

ヒノキに似たスッキリ落ち着いた香りです。

・ジュニパー・ベリー

血液やリンパ液の流れを促進する作用の他に利尿作用もありむくみ解消に効果的です。

ヒノキに似た、甘さと苦味のあるスモーキーな香りです。

オリエンタル系

・イランイラン

血行促進作用とホルモン調整作用があります。

フローラルの甘くて濃厚な重厚感のある香りです。

3 生理前の症状を緩和したい時のアロマ取り入れ方法

・芳香浴

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アロマディフューザーなどで部屋に香りを拡散させて、その空間でくつろぐと心も身体もリラックスでき、症状が緩和されると思います。

その他、マグカップにお湯を入れてアロマオイル(精油)を1〜2滴入れたものをそばに置き香りを感じる方法や、睡眠時にアロマオイル(精油)を1〜2滴たらしたハンカチやティッシュなどを枕元に置きゆっくり睡眠をとるのも効果的です。

「香りを感じながら身体を休め、ゆっくりする」というのを心がけてください。

・アロマ入浴

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アロマオイル(精油)をバスオイルorキャリアオイル(植物油)で薄めたものを湯船に入れ、ゆっくり浸かってリラックスしてください。(ぬるめのお湯で半身浴がおすすめです)

湯船に浸かることは身体を温め血行を促進するので、生理前の辛い症状だけではなく、様々な不調の緩和に効果的です。

(1回分 全身浴 / バスオイルorキャリアオイル(植物油)10mlにアロマオイル(精油)1〜5滴)

※アロマ入浴や塗布を行う場合、直接お湯にアロマオイル(精油)を入れても良いですが、水に溶けにくく馴染みにくいので、めんどくさいですができればバスオイル(又はキャリアオイル)で一度薄めることをお勧めします) 

・マッサージ

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キャリアオイル(植物油)にアロマオイル(精油)を薄めたものを下腹部に塗り優しくマッサージしてください。

その他、手足のむくみが気になる場合は手足にぬってマッサージしてください。

(1回分 キャリアオイル(植物油)10mlにアロマオイル1〜3滴)

4 おすすめのブレンド

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一種類のアロマオイル(精油)のみだと、香りの強さや持続性、香ってくる速度がバラバラです。

上記のアロマオイル(精油)を使って、香りの強さを調節し、長続きする組み合わせをご紹介しますので、よかったら試してみてください。

・グレープフルーツ / マンダリン / イランイラン

ゼラニウム / サイプレス / ジュニパー・ベリー

・クラリセージ / サイプレス / ジュニパー・ベリー

上記にあげたアロマオイル(精油)だけではなく、その他の効能のあるアロマオイル(精油)とのブレンドも可能です。

アロマテラピーで一番大事なのは「自分にとって心地よい香りを選ぶ」ということです。

いくら目的の効能であっても、不快に感じる香りならば効果は激減してしまいますので、色々アレンジしてみて、自分自身が一番心地よいと思う香りを作っていってください。

(最初は1種類から始めて、慣れたら徐々にブレンドしていくのも良いですね!)

アロマオイル(精油)のブレンドについてはこちらに詳しく書いていますので読んでいただけたら嬉しいです。

bekindtoyourself.hatenablog.com

5 まとめ

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生理前から生理中の不快な症状は女性にとって、とても辛い期間になります。

現代では外で働いている女性も多く、ストレスも抱え、なかなかリラックスしたり身体をゆっくり休めたりできない方も多いのではないでしょうか。

一度きりなら我慢できますが、毎月、それも何年も続くものなので、少しでも身体を楽にする方法があれば実践して、上手に付き合っていきたいですよね。

あまり症状が重いようでしたら医師に相談し、その他自分にとって快適と思えるセルフケアを見つけながら上手に付き合っていきましょう。

あまり無理をしないでくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ストレスフルな世の中ですが、皆さまが健康で心穏やかに過ごせますように。

 

精油は医薬品ではありませんので、必ず効果があるというものではありません。

※アロマを試してみて体調が優れないなどの症状が出た場合は使用を中止してください。

 

ご紹介させていただいた精油の種類のリンクを貼っておきます。

興味のある方は参考にしていただけたらなと思います。

(貼っているリンク先の精油はそれぞれ内容量が違いますので注意してください) 

フローラル系

ゼラニウム

・ローズ・アブソリュート

柑橘系

・グレープフルーツ

・マンダリン

ハーブ系

・クラリセージ

・セージ

フェンネル

樹木系

・サイプレス

・ジュニパー・ベリー

オリエンタル系

・イランイラン

バスオイル

※キャリアオイル(植物油)についてはこちらの記事をご覧いただけたらと思います。

bekindtoyourself.hatenablog.com