【アロマテラピーを行う際の禁忌】
〜当てはまる症状や状態の時は注意しましょう〜
こんにちは。きなこです☺︎
今までアロマテラピーについての記事をいくつか書かせていただきました。
正しく取り入れると心身の健康と生活の質を向上させてくれるアロマテラピーですが、身体の状態や、持病、症状によっては使用できないアロマオイル(精油)があります。
今日はその代表的な症状とその時に使ってはいけない代表的なアロマオイル(精油)をご紹介させていただきます。
もし該当する症状や状態の時は、その時に使えるアロマオイル(精油)かどうかを確認してからアロマテラピーを楽しんでくださいね。
1 身体の状態、症状別 使用の時に注意が必要なアロマオイル(精油)
・妊娠初期は使用を避けた方が良いとされる精油
カモミール、サイプレス、サンダルウッド、ジンジャー、ブラックペッパー、ラベンダー、ローズオットーなど
※これらのアロマオイル(精油)は妊娠初期〜3ヶ月ぐらいまでは避けた方が良いとされているものです。
・妊娠中は使用を避けた方が良いとされる精油
セージ、クラリセージ、シダーウッド・アトラス、ジャスミン、ゼラニウム、パルマローザ、イランイラン、ペパーミント、ローズマリー、バジル、ジュニパーベリーなど
※妊娠中、芳香浴程度であればどのアロマオイル(精油)を使用しても問題ないと言われています。
ですが、月経を促したりホルモンバランスに影響が出るものもありますので、気になる方は芳香浴でも上記精油は避けた方が気持ち的にも安心かもしれませんね。
また、妊娠中に使用してはいけないアロマオイル(精油)の種類は専門家の中でも意見が分かれています。
「ここではダメと書かれていないのに違うサイトでは書かれていた」なんて事もあるかと思いますので、基本的には「使用しても良い」とされているアロマオイル(精油)を選んだ方が良さそうです。
その他、妊婦さんのアロマテラピーについても少し詳しく書かせていただいているのでこちらも読んでいただけると嬉しいです。
bekindtoyourself.hatenablog.com
・授乳中は使用を避けた方が良いとされる精油
コリアンダー、シダーウッド、シナモンリーフ、ジュニパーベリー、セージ、ペパーミント、マジョラムなど
・生理が重い時は使用を避けた方が良いとされる精油
クラリセージ、ジュニパーベリー、ペパーミント、ミルラ、ローズマリー、セージなど
・敏感肌の人は肌への使用は避けた方が良い精油(皮膚刺激が強い)
カルダモン、サイプレス、ゼラニウム、ティートリー、バジル・リナロール、ブラックペッパー、ペパーミント、ベルガモット、ライム、レモン、レモングラスなど
・高血圧の人が使用しない方が良い精油(血圧を上げる作用がある)
セージ、タイム・リナロール、ペパーミント、ユーカリ・グロブルス、ローズマリーなど
・てんかん発作がある方は使用しない方が良い精油(神経への刺激が強い)
コリアンダー、シダーウッド・アトラス、セージ、ペパーミント、ローズマリー、スパイク・ラベンダーなど
・運転時や勉強、仕事中など、集中したい時は使用しない方が良い精油(鎮静効果が高い)
イランイラン、クラリセージ、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ、プチグレン、ラベンダーなど
・長期に渡って使用しない方が良い精油
オレンジスイート、ジュニパーベリー、フェンネル、ブラックペッパー、マジョラム、ユーカリ・グロブルス、レモンなど
上記の精油は特に長期間使用を継続することでアレルギーや、内臓に徐々に成分が蓄積されて影響が出やすいものと言われています。
好きな香りだった場合、何種類か種類があるものもありますので、1瓶使い終わったら同じ品種の別の種類などに変えるもの良いですね。
(例えば、オレンジスイートとオレンジビターとマンダリンなど)
※効能や効果が薄れてしまうため、基本的には1種類の精油を長期間続けて使用しない方が良いです。
・使用量に注意した方が良いとされる精油
※少量で効果や作用が高い精油もあります。大量に使うとせっかくの高い効能がトラブルの原因になりますので注意しましょう。
イランイラン・クラリセージ、クローブ、月桃、コリアンダー、ジンジャー、スパイク・ラベンダー、パチュリ、ブラックペッパー、ペパーミント、ユーカリ・グロブルスなど
2 まとめ
上記にあげた症状や状況以外にも、身体に何か違和感があったりする場合は、その都度確認しながらアロマテラピーを楽しんでくださいね。
持病をお持ちの方は予めお医者さんに相談してからはじめた方が安心だと思います。
上記の症状以外にもアロマオイル(精油)を使用中に何か身体に違和感を感じた場合は、使用を中止して様子をみてください。
単に体調が優れないという原因かもしれませんし、もしかしたら使っているアロマオイル(精油)が身体に合わないという原因かもしれません。
心と身体の機能を向上させ、生活の質を上げるために行っているアロマテラピーですので、それで体調が優れなくなってしまっては意味がありません。
自分の心や身体と向き合いながら、アロマテラピーを楽しんでくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ストレスフルな現代社会ですが、皆さまが健康で心穏やかに過ごせますように。