【月経痛(生理痛)がひどい そんな時に症状を緩和してくれる効果のあるアロマ8選】
〜女はつらいよ〜
こんにちは。きなこです☺︎
女性は月に一度、男性には分からない辛い一週間がありますね。。。
現代社会ではなかなか規則正しい生活が送れなかったり、ストレスをためやすい生活リズムになっているため、女性の月経痛(生理痛)や月経前症候群(PMS)も昔に比べて重い症状に悩まされている方が増えているように感じます。
最近では「生理休暇」を導入する企業なども増えてきており、本当に良い傾向だと思いますが、学校や会社を休めても休めなくても女性は月に一度、約1週間、不快で辛い時期を過ごさないといけません。
社会生活をお休みできない方は本当に辛いですよね。
そこで今日は「月経痛(生理痛)の症状を緩和させてくれる効果のあるアロマオイル(精油)とその取り入れ方法」について書かせていただきたいと思います。
月経痛(生理痛)が酷くてお悩みの方、薬に頼りたくない、頼っても最小限にしたいという方がいらっしゃったら最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
1 月経痛(生理痛)の種類と原因
月経痛(生理痛)に効果のあるアロマオイル(精油)をご紹介させていただく前に、月経痛(生理痛)の種類についてお話しさせていただきます。
まずご自身がどの症状なのかを把握し、それに応じた対処法を行っていただきたいなと思います。
・月経痛(生理痛)には主に「機能性月経困難症」と「器質性月経困難症」の2種類
【機能性月経困難症】
子宮の入り口が狭かったり、子宮や血管、子宮付近の腸管が過剰に収縮することで起こります。
主に生理1日目から2日目に症状が出て徐々に治っていきます。
こちらは病気ではなく、生理中に子宮内膜で作られるプロスタグランジンという物質の分泌が増えることが原因で起こる症状で、一般的な月経痛(生理痛)と呼ばれるものです。
【器質性月経困難症】
子宮や卵巣の病気が原因で起こり、年齢を重ねるごとに症状が出てきます。
通常の生理痛が1日〜2日で治るのに対し、こちらは生理期間中ずっと痛みが続くことがあります。
この症状の場合は「子宮内膜症」「子宮筋腫」などの病気が隠れている場合がありますので、当てはまる場合は早めに産婦人科を受診してください。
あと、余談なんですが月経の症状に「過多月経」というものもあります。
月経痛(生理痛)のひどさに加えて「経血の量が多くなったな」「なかなか生理が終わらないな」などの症状が出た場合も早めに受診する事をお勧めします。
というのも、私もこの症状に悩まされており、今まで周期も生理期間(3〜7日)も経血量も月経痛(生理痛)も生活に支障がそこまでない、いわゆる「平均的」な症状だったのですが、ある時、生理周期が短くなり、通常5日〜6日で終わる生理が8日ほど続いたのをきっかけに病院を受診したところ「子宮筋腫」が原因の過多月経と診断されました。
今からご紹介するアロマオイル(精油)の中には血行を促進する作用があるものもありますので、「過多月経」の方は使用を控えた方が良いと思います。
※アロマオイル(精油)一覧の最後にまとめて記載させていただきます。
また、ご紹介するアロマオイル(精油)は「鎮痙作用(ちんけいさよう)」と言って、筋肉や血管など体内組織の収縮やけいれんを沈めて痛みを和らげる効果のあるものです。
通常の「月経痛(生理痛)」には効果が期待できますが、「器質性月経困難症」には直接的な効果がないかもしれません。
ですが心地よい香りを嗅いで脳から身体と心をリラックスさせることにより、辛い症状も緩和できるのではないかと思います。
「器質性月経困難症」の方は病院やお薬の力を借りながら、ぜひ「アロマテラピー」も取り入れてみてくださいね。
※アロマテラピーってそんなに良いの?と思う方がいらっしゃったら、こちらの記事も読んでいただけたら嬉しいです。
香りと心身の健康について理解していただけるかなと思います。
bekindtoyourself.hatenablog.com
2 月経痛(生理痛)を緩和させてくれる作用のあるアロマ8選
https://www.photo-ac.com/profile/1886388
上記に記載させていただいたように、体内組織の収縮やけいれんを鎮めて痛みを和らげてくれる効果のあるアロマオイル(精油)をご紹介させていただきます。
※いくら効能が期待できるアロマオイル(精油)でも香りが不快に感じるようであれば効果は半減してしまいます。
一番はご自身が心地よいと感じる香りを選んでくださいね。
フローラル系
・カモミール・ジャーマン
リンゴのような甘くフルーティーな香りです。
・カモミール・ローマン
青リンゴのような甘酸っぱくみずみずしい香りです。
・ローズ・アブソリュート
バラ本来の香りに近い、華やかで濃厚な香りです。
・ラベンダー(真正)
フローラルな甘い香りの中にも爽やかさが感じられる香りです。
柑橘系
・オレンジスイート
オレンジの皮から抽出された精油で、甘さと爽やかさを合わせ持つ香りです。
・メリッサ(レモンバーム)
レモンに似た酸味と甘さのある爽やかな香りです。
ハーブ系
・バジル・リナロール
かすかに酸味のあるスパイシーな香りです。
・マージョラム・スイート
温かみがありほんのりスパイシーな香りです。
※上記に上げたものの中で、主な作用として血行を促進するアロマオイル(精油)は、オレンジスイート、マージョラムスイートです。
3 月経痛(生理痛)がひどい時に効果的なアロマの取り入れ方法
・マッサージ
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キャリアオイル(植物油)にアロマオイル(精油)を薄めたものを、症状が辛い下腹部や腰に塗り優しくマッサージしてください。
直接肌に塗ることで、皮膚からもアロマオイル(精油)の成分が吸収されますので直接症状に働きかけてくれると思います。
(1回分 キャリアオイル(植物油)10mlにアロマオイル1〜3滴)
・アロマ入浴
痛みを和らげるために、身体を温めることはとても効果的です。
バスオイルorキャリアオイル(植物油)でアロマオイル(精油)を薄めたものを湯船に入れてしっかりと混ぜ、リラックスしながらバスタイムを過ごしてください。
生理中、湯船に浸からないという方は足や手などを温めるだけでも効果が期待できますので、足浴、手浴を試してみてください。
(1回分 全身浴 / バスオイルorキャリアオイル(植物油)10mlにアロマオイル(精油)1〜5滴
足浴、手浴の場合はバスオイルorキャリアオイル(植物油)5mlにアロマオイル(精油)1〜2滴)
・塗布
お湯をはった洗面器にバスオイルorキャリアオイル(植物油)でアロマオイル(精油)を薄めたものを入れてタオルを浸し、しっかり絞って下腹部や腰に当て温めます。
温かさがなくなったら外してください。
(1回分 バスオイルorキャリアオイル(植物油)5mlにアロマオイル(精油)1滴)
※アロマ入浴や塗布を行う場合、直接お湯にアロマオイル(精油)を入れても良いですが、水に溶けにくく馴染みにくいので、めんどくさいですができればバスオイル(又はキャリアオイル)で一度薄めることをお勧めします)
4 アロマオイル(精油)のブレンドについて
アロマオイル(精油)は4種類ぐらいまでブレンドして使用することができます。
上記にあげさせていただいたアロマオイル(精油)は月経痛(生理痛)の緩和に効果のあるアロマオイル(精油)ですが、その他の種類のアロマオイル(精油)をブレンドして自分好みのリラックスできる香りで使用すると、更に効果が期待できると思います。
また、心や身体をリラックスさせることによって症状も緩和されると思いますのでぜひ、自分好みにアレンジして、芳香浴などで香りに重点を置いて取り入れてみてください。
※アロマオイル(精油)のブレンドに関しては、こちらの記事に詳しく書いてますので、読んでいただけたら嬉しいです。
bekindtoyourself.hatenablog.com
5 まとめ
辛い症状のときは上手に薬にも頼りながら、自然の心地よい香りを嗅いで心と身体もリラックスさせてあげると、更に効果が期待できるのではないかと思います。
女性にとってはとても辛い月経痛(生理痛)の痛みを、自然の力を借りて少しでも和らげられたら良いですよね。
通常の生理痛の症状ではない方は、早めに産婦人科の医師に相談してください。
日々、頑張っている女性が月に一度の辛い期間中、少しでも楽に過ごせたらいいなと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ストレスフルな現代社会ですが、皆さまが健康で心穏やかに過ごせますように。
※精油は医薬品ではありませんので、必ず効果があるというものではありません。
※アロマを試してみて体調が優れないなどの症状が出た場合は使用を中止してください。
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ご紹介させていただいた精油の種類のリンクを貼っておきます。
興味のある方は参考にしていただけたらなと思います。
(貼っているリンク先の精油はそれぞれ内容量が違いますので注意してください)
フローラル系
・カモミール・ジャーマン
・カモミール・ローマン
・ローズ・アブソリュート
・ラベンダー(真正)
柑橘系
・オレンジスイート
・メリッサ(レモンバーム)
ハーブ系
・バジル・リナロール
・マージョラム・スイート
※キャリアオイル(植物油)についてはこちらの記事をご覧いただけたらと思います。
bekindtoyourself.hatenablog.com