夏到来!体臭の原因と体臭予防に効くおすすめアロマ8選
〜夏になると男性も女性も気になる体臭のお話〜
こんにちは。きなこです☺︎
夏になると男性も女性も気になるのが「体臭」ですよね。
日本は満員電車やバスで通勤している方も多く、他の方と距離が近くなることもあるので、気になる方も多いのではないでしょうか?
「アロマテラピーとは」という記事でも書かせていただきましたが、香りというのは脳の本能的な部分にダイレクトに伝わるので、その人の印象を左右する大事な要素の1つになります。
「良い香りの人」だと好印象で良いのですが「なんだか嫌な香りの人」と悪い印象を持たれてしまう可能性もありますので事前にきちんと対策しておきたいですよね。
汗は自然に出るものですし、自分でコントロールできるものではありません。
きちんと原因を理解し予防をしていくと、自分の印象アップにもつながるので
ぜひ対策をしていきましょう。
今日は「夏にかけて気になる体臭の原因と対処法、それに効果的なアロマ(精油)の種類」について、書いていきたいと思います。
興味のある方は最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
※今回は汗や皮膚の汚れなどから出る体臭について書きたいと思います。
予防をしても体臭がなくならない場合は、病気が潜んでいる可能性も考えられますので、医師に相談してください。
例えば「糖尿病だと、糖の分解ができなくなるので、甘酸っぱい香りがする」「胃や腸に問題がある場合は、食べたものが消化されず体内に残るので腐敗臭がする」など、その病気特有の臭いがあります。
1 体臭の原因は汗+垢と皮脂と雑菌
皆さんは、体臭の気になる所はどこですか?
脇、頭、足など、汗をかいた後さらに蒸れたりすると匂いが気になりますよね。
特に足の匂いは座敷のお店でご飯を食べる場合などは死活問題です。
「汗をかくと匂う=汗が匂う」と思われがちですが、実は汗自体には匂いがなく、汗をかいて皮膚の雑菌や皮脂や垢と混ざって反応することで匂いを発します。
また、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」というのがあって、「エクリン腺」は主に全身に分布していてサラサラとした水のような汗を出すのに対し、「アポクリン腺」は主に脇の下などに分布しており、水分の他にタンパク質や脂質を含んだ、ベタベタした汗を出します。
皮膚表面の汗はその都度拭いて清潔を保てば、ほぼ臭うことはありませんが、蒸れやすい所は菌が繁殖し、皮脂などと反応して臭いやすくなりますので事前の対処が必要です。
2 気になる匂いの場所別、原因と対処法
脇…脇は先ほども説明させていただいたように全身に分布している汗腺と種類が違います。
汗をかく前に「デオドラントスプレー」などで予め汗や菌を抑えるのも効果的ですが、それでも気になるようでしたら、タンパク質や脂質の多い食生活はしないなど、食生活を気を付けると良いかもしれません。(大変ですが…)
(デオドラントスプレーは汗をかいてしまった後、再度使用する場合は、きちんと一回汗を拭き取ってからスプレーしてくださいね)
足…足の裏には沢山の汗腺が分布されています。
また靴や靴下、ストッキングなどで蒸れやすく、角質や皮脂などと反応して匂いを発しやすくなります。
定期的に角質ケアをしたり、足用の制汗剤などを塗って匂いを抑えましょう。
頭…頭の臭いの原因は「頭皮からの皮脂」です。
頭皮の皮脂量は顔のTゾーンの2倍と言われています。
それだけの皮脂量が出ている上に、髪の毛で蒸れやすい環境ですので雑菌が繁殖しやすく、臭いやすいのも納得です。
シャンプーをする際は、最初に頭皮までしっかり濡らして「髪の毛」というよりも「頭皮」を優しく洗ってください。
その際、力を入れてゴシゴシすると、頭皮に傷がつき、そこからまた菌が繁殖する原因になりますので気をつけてくださいね。(私もゴシゴシやっちゃうので気をつけます)
ドライヤーで乾かす時は、髪の毛が乾いていても頭皮が乾いていないと菌の繁殖の原因になりますので、「頭皮まできちんと」乾かしてください。
自然乾燥は要注意です!
3 体臭予防に効くアロマオイル(精油)
近年は様々なデオドラント製品も沢山ありますが、自然の香りのするアロマオイル(精油)で体臭予防をしてみませんか?
作られていない自然の香りが、周囲の人にも良い印象をもたらしてくれると思いますよ。
※ご紹介するアロマオイルは全てデオドラント(消臭)効果のあるアロマオイル(精油)です。
フローラル系
・ゼラニウム
バラのような優しい香りとミントのようなスッキリとした香りをあわせ持った香りで、フローラル系ですが、女性だけではなく、男性も身に纏いやすい香りです。
・ネロリ
フローラルの美しい香りと柑橘系のスッキリとした香りをあわせ持ち、こちらも男女問わずに使っていただけると思います。
ハーブ系
・クラリセージ
かつてはビールを醸造するホップの代用として使われていたハーブで、甘くフルーティーな香りの中にも少し苦味を感じるような個性的な香りがします。
※このアロマオイル(精油)は高い鎮静効果がありますので、運転する時や集中力が必要な時には使用は控えて下さい。
樹木系
・ユーカリグロブルス
ユーカリはコアラのご飯として有名で、スッキリ爽やかな香りが特徴的です。
・ローズウッド
樹木のウッディな香りと、バラのようなフローラルで甘い香りが特徴的です。
・サイプレス
ヒノキに似た日本人にも馴染みやすい香りで、男性用の香水にもよく使われます。
・プチグレン
オレンジのような爽やかな香りの中に樹木のウッディな香りも楽しむことができます。
スパイス系
・コリアンダー
パクチーと言った方が馴染みがある方も多いのではないでしょうか?
ハーブは癖があり好き嫌いが別れますが、精油は癖がなく、スパイシーで甘い香りが特徴です。(そうは言っても、パクチー嫌いな方は、香りを確認してくださいね!)
4 アロマを使った体臭予防方法
アロマを使って体臭をあらかじめ予防する方法は「アロマ入浴」と「手作りデオドラントスプレー」が一般的です。
アロマ入浴はアロマオイル(精油)の原液をバスオイルなどで薄めて、湯船に入れて使用する方法が一番簡単で取り入れやすいと思います。
※1回分/5mlの植物油にアロマオイル5滴ほど
アロマオイル(精油)の成分は、肌からも体内に吸収されますので身体の内側から匂いをシャットダウンしてくれる効果がありますよ。
デオドラントスプレーは無水エタノールに水とアロマオイル(精油)を混ぜて手作りできます。
また、使用する前はよく振って肌に吹きかけ、一度水分と汗を拭き取ってください。その後、もう一度吹きかけるとより効果的です。
30ml/精製水25ml+無水エタノール5ml+アロマオイル(精油)6滴ほど
※敏感肌の方は精油の量を半分ほどに減らし、無水エタノールは使わずに精製水だけで30mlでも大丈夫です。
※精製水はミネラルウォーター(軟水)で代用可ですが、精製水で作るよりも保存が効かなくなりますので早めに使い切ってください。
※2週間〜1ヶ月ほどで使い切ってください。
※100均のスプレー容器でも大丈夫ですが、その場合は高温多湿は避け、冷暗所で保管してください。
できれば遮光性のある容器の方が、成分が変わりにくく安心です。
4 おすすめのブレンド
一種類のアロマオイル(精油)のみだと香りの持続性や香ってくる速度がバラバラです。
上記のアロマオイル(精油)を使って香りが長続きする組み合わせをご紹介しますので、よかったら試してみてください。
・少し甘い系
ゼラニウム 2滴/サイプレス 3滴 /クラリセージ 1滴
・爽やか系
サイプレス 3滴/プチグレン 2滴/クラリセージ 1滴
5 まとめ
今から夏にかけてどうしても気になる「体臭」
周囲の人もなかなか言えないですし、自分の印象を保つためにも積極的に予防したいですよね。
体臭予防のほか、その香りを嗅ぐことで心も身体も健康にする効果のあるアロマを使った予防策をぜひ試してみてください。
人工的でない良い香りで高感度もアップすると思いますよ!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ストレスフルな世の中ですが、皆さまが健康で心穏やかに過ごせますように。
※精油は医薬品ではありませんので、必ず効果があるというものではありません。
※アロマを試してみて体調が優れないなどの症状が出た場合は使用を中止してください。
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ご紹介させていただいた精油の種類のリンクを貼っておきます。
興味のある方は参考にしていただけたらなと思います。
(貼っているリンク先の精油はそれぞれ内容量が違いますので注意してください)
フローラル系
・ネロリ
ハーブ系
・クラリセージ
樹木系
・ユーカリグロブルス
・ローズウッド
・サイプレス
・プチグレン
スパイス系
デオドラントスプレー 手作り用
精製水
無水エタノール
スプレーボトル